【勉強に集中できない!】あなたの集中力をかき乱す原因と対処法

oouuewqeh

2017年04月05日 18:45

定期テストや受験勉強など、勉強に取り組まなければいけないとき、集中してやれていれば、テンポよく進むし理解も早まるのに、集中できていないと、進みが遅くなりいつしかやる気もなえていってしまいます。

そこで勉強に集中できない!とお困りのあなたに、勉強の集中を阻害しやすい要因とその対処法についてまとめてみました。


1.周りの声が気になる!


自宅以外の場所で勉強するときに気を付けなければいけないのは、周りの騒音。集中してくれば無意識のうちに騒音をシャットアウトしていることもありますが、集中するまでの間は、周りの話し声や音が気になってしまうものです。また集中して取り組んでいても、周りの笑い声で突然集中をかき乱される、なんていうことも。


図書館のような静かな場所でない限りは、笑い声や携帯電話の着信音など、周りに音があふれています。そんなときはイヤホンや耳栓をするなどして、なるべく周りの音が入ってこないような環境作りをしましょう。特に最近ノイズキャンセリングヘッドホンが徐々に登場しています。毎日の通勤で聞こえる雑音や近所から聞こえる大きなテレビの音の中でも静寂な空間を作ります。



2.視界の隅に目に入ったマンガに誘われて…。


 外は音がうるさいから、と自宅で勉強しようと思った際に気を付けたいのが、自分の部屋にある魅力あるものたちの誘いです。マンガやゲームなどが視界の隅に入ってきて、あなたを勉強以外のことへ誘惑しようとします。そしてちょっとの休憩のつもりで数時間マンガやゲームなどに費やしてしまったりするのです。


そんなときにおすすめなのは、自宅でも自分の部屋以外で勉強をすることです。たとえばリビングやダイニングテーブルなど、勉強できる環境は自分の部屋以外にもあるため、その方が誘惑の少ない場所で勉強することができます。あなたが勉強していれば保護者のかたもテレビなどは我慢してくれることでしょう。そして勉強に困っていたら、助け船を出してくれるかもしれません。


 


3.勉強中にLINEが来たから…。


 勉強に集中し始めていても、すぐにその集中を乱すのが携帯電話の着信です。音を出していてもマナーモードにしていても、携帯に着信が来たら気になってチェックをしてしまう人が多いのではないでしょうか。

勉強に集中していたときに、そんなことは何も知らない友達からLINEが送られてきて、そのやり取りでたびたび勉強が中断され、気づいたら完全に集中力が切れていた、などということがよくあります。



でも集中するために音楽もスマートフォンで聴いているから、電源を切るわけにはいかない。そんなときに便利なのが「機内モード」です。

スマートフォンの設定画面から設定できるこの機内モードは、電波の受信のみを止めることができるため、電話やLINEなどの着信が来なくなります。それでいて端末の電源そのものは入っているため、音楽を聴いたり、ストップウォッチを使ったりといった勉強に必要な機能を使うことはできるのです。


4.リラックスは大事!でもしすぎると…?


腰を据えて勉強をするために、リラックスできる環境や格好で勉強しようとすることもあるのではないでしょうか。

もちろんリラックスすること自体は大切ですが、リラックスしすぎてしまうと、結局眠気が襲ってきてしまったり、休憩を取る頻度が増え始めてしまったりして、集中を妨げることにつながります。


適度な緊張状態を保つためにも、たとえば制服のまま勉強を続けたり、いつもと違う場所で勉強をしたり、といった工夫が必要になります。


5.時間的な限界を把握する


ポイント7の最後に触れたように、人間の集中力には限界があります。学校の授業が時間で決まっているように、おおむね1時間~2時間くらいが人間が集中できる限界の時間と考えておきましょう。2時間以上たってくると、さすがに体力もなくなってきて、集中するのが難しくなります。そんな状態では無理に集中しようとしても気が散るばかりで、勉強が一気にはかどらなくなります。


そうなったら、一度休憩を入れて、軽くストレッチをするなどして、気分を入れ替えましょう。10分程度休憩したら、また集中力も回復してくるので、定期的に10分程度の休憩を入れるということを忘れないようにしましょう。


 


6.ちょっとの休憩のつもりが…。


休憩に入った時に注意すべきことは「休憩中に何をやるか」です。


ここでおすすめなのが、勉強をするための椅子以外には座らない(もちろん寝ころぶなどもってのほかです)ことです。ずっと同じ姿勢でいたから身体を伸ばしたくなって席から立ったとき、少し小腹がすいた、のどが渇いたからとリビングの方に行ったとき、どこかに腰を落ち着けてしまうと、なかなか再開できなくなってしまいがちです。


だから、休憩をする際は、立ったまま過ごすか、座るなら勉強机の前に座って気を休める程度に留めておきましょう。


 


勉強を効率的、効果的に行うためには、いかに集中するかというのはとても大切なポイントです。そのためには様々なことに気を配る必要があるのです。ただ、どうしても勉強に集中できない、ということもあるでしょう。たとえば何か気になることがあったりしたときなどは、どうしても注意が散漫になりがちです。そんな時は、あとで必ず勉強することを自分に、そしてできれば第三者のだれかに宣言した上で、先に気になることを済ませてしまってもよいかもしれません。